投稿日:2011年10月10日 9:34 pm

【本日の相模半白節成を栽培している温室の様子】

温室にて、抑制栽培の作型で栽培しています。

8月にタネまきをしました。

育苗期間に悪天候が続き、定植後は暑さが弱まらず成長にストレスを受けましたが、10月に入り順調に収穫が始まりました。

ただし一般的なきゅうりと比べ、10日以上遅い収穫開始となります。

原因は、親づるに雄花しか咲かない特徴が出たためです。収量を上げられない原因の1つです。

抑制栽培は次の作型(半促成栽培)のスケジュールの都合、年内に終了しなければならないため、早くに収穫開始したいところ、困った特徴です。

それでも健全な株から収穫開始できましたので、引き続き栽培管理を徹底して、高品質な相模半白節成の提供に努めてゆきたいと思います。

投稿日:2011年7月19日 9:57 pm

6月基本的に販売終了し、7月はいくつかのイベント用に維持・・・&夏場の温室内での生育観察を続けてきた【相模半白節成】きゅうり。

2010年12月23日のタネまき~
2月下旬、第1果収穫開始から本日までの収穫・・・

農業の先生から一般的な露地の実績から「1ヵ月半も収穫できれば十分。」と言われていましたが、結果的に5ヵ月間の収穫を実現できました。
病気の対策と誘引作業のきつかった、5ヵ月間。。。

固定種のため本来バラつきのある【相模半白節成】
それでも全体の傾向(品質)が、季節・管理の状況で変化する流れを今回の長期栽培で分かりました。




そして台風接近中の今日、雨の強まる前の午前中に温室内を一気に片づけました。


ビフォー



アフター


晴天なら根を抜いた後に乾燥させて、軽くして運び出せるのですが、今日はそれができずきつかった・・・。

おまけに、【相模半白節成】には、一般的な'摘芯栽培'でなく、'つる下し栽培'を採用していたため
(理由は、いつか別途お伝えしようと思います。)、
とんでもない長さに伸びた側枝が、地面にドッサリ!!



重いうえに、もうなにがなんだか・・・2回引っかかって転びました。。
でもこの作り方がベストだと今回確信しました。


今後、温室の補修作業と土作りしていきます。

とりあえず、台風で温室が飛ばされませんように。。。

投稿日:2011年5月30日 11:54 pm

連日の雨により温室内が蒸れ、相模半白節成きゅうりに灰色かび病が一気に広まりました。。。

灰色かび病は、名前まんまのカビが蔓の節々や枯葉に付着するもので、発生すると2~3日で付着部位がスカスカになって、結果的に枯らせてしまうので、厄介です。

胞子も凄い出すカビなので、一度発生するとホントに厄介です。

昨年末の種まきから栽培期間が5カ月を過ぎ、樹が疲れ始めているところだったので、きゅうりが可哀想です。

単純に果実のサイズを見ながらの収穫に加えて、病気の確認・処置も並行していくこととなり大変ですが、長期収穫を目指して引き続き頑張っていこうと思います。


また今日は農業技術センターの方が来られて、温室の様子を見て頂きながら、ご指導頂きました。

オールド品種は、やっぱり問題山積・・・挫けず頑張りたいです。

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