小嶋園芸 ~寒川町のシクラメン農家~のこだわりの逸品

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シクラメン

出荷時期: 11月中旬 ~ 12月下旬

 

~底面給水システムのシクラメンの管理方法~

置く場所
長時間の直射日光を避けられるレースのカーテン越しの窓辺や、明るい玄関などが良いと思います。
日光不足になると花色が薄くなったり、つぼみの成長具合が悪くなります。時々、風が穏やかな屋外で日光浴をさせてあげましょう。

② 適正温度
5~18℃程度が適温です。温度が高いほど寿命が短くなります(←おそらく葉が黄色になりやすいです)。特に、暖房の効きすぎた部屋や温風が当たる場所は避けましょう。人が肌寒いと感じる程度が、シクラメンにとっては適温だと思われます。

③ 水の与え方(底面給水システム)
最初の水やりは鉢の上から葉や球根にかからないように与えます。以後、受け皿に2㎝程度の水位を目安に、鉢の下の注ぎ口から水を与えてください。受け皿に水をため続けても根腐れは起こしません。ただ、その反面、一度カラカラに乾くと水を吸い上げにくくなる土なので、その際は必ず鉢の上からたっぷりと水を与えてください。

④ 肥料の与え方
きれいな花を長く楽しむためには肥料切れは禁物!全体の葉色が濃緑色から黄緑色に変わるのが肥料切れのサインのひとつです。週1回、受け皿の水を捨て、液体肥料を表示通りの倍率に水で薄めて与えてあげるとよいでしょう。また、錠剤もしくは粒状肥料を適正量、土の上に置いてあげるのもよいでしょう。

⑤ 日常のお手入れ
枯れ葉や咲き終わった花は病気の原因となるので、茎の根元から取り除きます。茎をつまんで、軽く回転させながら引っ張るのがコツです。
四方八方につぼみが現れると思いますが、茎ごと株の中心に寄せ集めてあげると見栄えが良くなります。


種まきから出荷までの約1年の栽培期間で
当園では異なる2種類の栽培方法を取り入れています。
『手潅水栽培』←鉢上から水を与えると鉢底から滴り落ちるタイプの鉢を使用。
『底面吸水栽培』←出荷時に鉢底に受け皿を取り付ける鉢を使用。ご購入後の水管理がとても簡単。
また赤、白、ピンクなどのパステル系、ウェーブ系、覆色系といった様々な品種を取り揃えています。さらに千葉県の篤農家(←私の師匠!)から御好意で苗を分けてもらっているフリンジシクラメン”栽培しています。これは花だけでなく、葉もフリンジ型をした独特なレミアムシクラメン