当園で栽培しているのは、アメリカやヨーロッパで鉢物用に育種・改良されたポットマム(キク)です。
ポットマムは欧米で育種改良された鉢植え用の観賞ギクです。家の色どりを増すには持ってこいです。地植えにも向くので、翌年以降の楽しみ方もあります。
・開花期間の長いマムなのでご家庭で鉢植えのまま楽しむのもよし、他の植物と寄せ植えして楽しむのもよいでしょう。鉢植えの場合できれば鉢替え、鉢増ししてあげるとよいです。市販の培用土などで結構です。
・水やりは乾いたらたっぷりあげて下さい。ピートモス主体のため、完全に乾かしてしまうと、水の吸い上げにくくなります。もし乾かしてしまった場合は桶やバケツなどに水を溜め、マムの根元まで沈めてしばらく置いて下さい。
・生育期間中は追肥(液肥など)を定期的に行って下さい。開花中は少し控えても大丈夫ですが、花後切り戻ししたらまた追肥をしてあげて下さい。
・花が老けてきて茶色くなってきたら、下から3~4節残して、もしくは上から10センチ程度の所から切り戻しをして下さい。庭に下ろしても冬越しできますが、鉢のままで管理される場合はなるべく霜の当たらないところに置いて下さい。(鉢内用土を凍らせないため)
・残暑がまだ厳しい時は、少し日陰の涼しい所で管理してあげるとよいです。気温により発色が変わるものもあり、9月頃と11月頃で花の色が変わることもあります。そのため切り戻した後咲いてくる花色が異なることもあります。
・翌年楽しむには切り戻した株でもいいですが、11月以降元の株の周りから冬至芽が出てくるので、それを大事にして春過ぎに挿し木して育てることもできます。