いよいよ今年も残すところわずかとなりました。
わいわい市では正月用品や生花を買い求める方で大混雑となりました。
近隣の方や周辺を通行される方にはかなりのご迷惑だとは思います。

そんな中、実に様々な生産物がお客様の目を楽しませてくれている一方で、
どう考えてもありえない出荷物も目に付きます。
出荷者本人が価値のあるものとして出荷したのでしょうが、買われたお客様はどうなんでしょうか？
その製品がその物の持つ価値を発揮してこそ商品になりうる、僕はそう思います。
売れてしまえば何でも良いのなら、もともとその製品が持つ価値はどこにあるのでしょうか？
そんなことを考えてしまう一日でした。
お客様から価値を見出して頂ける製品作りをするのが生産者としての努めであると僕は思っています。
僕は自分の価値観を信じたいと思います。
そして、もっと自由な価値観を見出したいとも思っています。

なんとも抽象的ですが、これ以上書くと問題になりそうなので・・・
失礼しました。

２００９年も残すところあと僅か。
振り返ると様々な事がありました。
娘の高校入学、
北海道への旅、
マルシェ・ジャポンへの参加、
小さいことを書き出したらきりがないくらいですが、
苦しいこともたくさんありました。
台風や大雨、
市場価格の暴落、
等々・・・

僕はいつも思うんですよ、
「去年よりちょっぴり良ければ上出来」
「去年並みならまあまあ・・」
こんな書き方をすると「もっと頑張れ！」と言われそうですが・・・

なんとなく、多くを求めてはいけない気がするんですね。
例年並みを維持する事がどれだけ大変か、
平凡に生活できることがどれだけ素晴らしいことなのか、
そんな中で、ちょっぴりでも今年は良かった！って事を
増やしたいんです。

いよいよ今年もラストスパート。
まだまだ頑張りますよ！