寒川鈴木園芸のブログ

マムの分枝を促す作業

投稿日:2012年7月10日 9:24 pm

こんばんは、神奈川県の寒川町で、マーガレットやペラルゴニウム、カーネーション、ポットマムなどの鉢花を作っている、寒川鈴木園芸です。


雨は少ないけど、じわじわと蒸し暑さが増してきてますね(*_*)


でもまだ風が吹いてくれたりして、夜は涼しいですけどね~


当園のマムさんたちは順番に花を咲かせる準備(短日処理)に入り始めています。


でもその前にこんなことをしています、、、



右がbefore 、 左がAfter です!


赤い丸の部分を見ると、先端部がなくなっているのがわかります。


これは、「摘芯(ピンチ)」という作業です。


ピンチをしないでそのままでももちろん花は咲きます。ただツリーっぽい形になり、花も上の方から徐々に咲いてきて、あまり見栄えがよくないんです。


適したタイミングで頂芽を摘まむと、下の節から側芽が伸びてきます(分枝)。そうやってたくさん分枝すれば、たくさんの花芽を同時に付けさせることができます。


でも適期を逃すと、、、思ったような姿になりません(゜-゜)


地味だけど大事な作業なんです!!


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