寒川鈴木園芸のブログ
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カテゴリー
投稿日:2011年2月6日 6:53 am
おはようございます!寒川鈴木園芸です!
珍しく朝更新(笑)
九州視察研修レポートのつづきです!
九州日観さんのセリが始まりました。
花市場のセリは現在機械ゼリが主流になってます。
レーンに流れてくる現物と同時に、セリ場の上方にあるモニターで情報を確認しながら、手元のパネルを操作して競り落としていきます。
九州日観さんはセリ下げ方式の機械ゼリを採用してます。
魚市場のセリや骨董オークションなどでは次々に他の人より高い価格を提示していくんですが、セリ下げ方式の場合、スタートの価格から、徐々に下がっていき、欲しい価格の時入札するというやり方です。
上の画面の青丸枠は植物の名前、規格、生産者名、
赤丸枠はスタートの価格、ゲージ(赤矢印)に注目。
ゲージ(赤丸枠)がセリ開始とともに下がっていきます。(赤矢印が現在の価格)
買参人は希望する価格の時に入札します。もちろん自分より高く買いたい人がいたら先越されてしまいます。
入札が入るとの「マリ中」(赤丸枠)状態になります。
誰かが入札して、一旦ゲージが止まる状態のことです。この時に残数(青丸枠)がなくなれば、セリ終了、まだ残数があれば、再びゲージが動き始め、入札待ちになるわけです。
九州日観さんのセリ場は7レーンあり、同時進行でセリが進んでいきます。
伝わりにくいかもですが、この一連の流れはあっという間です!
機械で競っていくわけですが、セリ人も威勢のいい声をかけながら、商品を売っていきます。
ここはセリ人さんの腕の見せ所なんですね~
つづく
投稿日:2011年2月4日 11:59 pm
今日はぽっかぽかだった!!!何て過ごしやすい一日でしょうか!
まさに春ですね~、、、そう、今日は立春、暦の上では春になりましたから。
さて最近懲りずに書いてる九州視察研修レポートも2日目に突入!
この日は早めに朝食をとり、車を走らせ、筑紫野市にある九州日観植物さんへ。
この日はセリ日でして、まずセリ場付近を案内してもらいました。
こちらは見本(相対予約)コーナー。
現物の前には指し値を書いた紙が貼ってあります。
これを見てセリ前の取引を行ったりします。
そんなこんなしてるうちに、セリ場から鐘が鳴り響き、セリ人たちが並んで買参人に対し、取引前のご挨拶!
「マナーとルールを守って、明るい市場を作りましょう。
安全第一スピード第二、安全はみんなで守りましょう。
花と緑の普及に努め、豊かな社会を作りましょう。
今日も一日楽しく元気に頑張りましょう。」
と元気よく、セリが始まりました!!!
つづく
投稿日:2011年2月1日 11:59 pm
こんばんは!!今日は消防団の点検日。
消火栓のマンホールに水が溜まってないかなどチェックするのですが、乾燥しすぎて水が見当たらない。。
さて今日から二月、、少し暖かくなった気もしますがまだ油断はできません^^;
再び九州視察研修レポートです~
この日最後に向かったのは同じく朝倉市の鉢花生産者の西岡宏祐さんの圃場。
シクラメンの出荷を終え、こちらの準備中!
そう、アジサイです!!
アジサイは前年の夏までに伸びた新梢に、その後一定期間の低温に遭遇すると花芽ができます。
その時乾かし過ぎたり、霜に当ててしまったり、すると葉芽になってしまうこともあります。
この空っぽの温室も、
ベテランパートさんたちの手によって、
この通り!!
ポットの苗から移植する時、何株か寄せるのですが、芽の状態、向き、バランスなどを考えながら行います。
地味ですが、とても重要な作業なのです☆
こちらの大鉢のアジサイ、地元のアジサイ祭りのために作ってるそうです。
一方、今年のシクラメンさんも元気に育っていました。
こちらはタネ採り用の株。
西岡さんはアジサイとシクラメンをメインに生産し、九州だけでなく、大阪や東京方面にも出荷されてます。
高品質のものを量作るってとても大変なことです。
色々濃いお話もさせて頂きとても勉強になりました!
最後に変わり物アジサイ、台湾トキワアジサイさん。
西岡さんありがとうございました!
つづく
投稿日:2011年1月31日 11:49 pm
こんばんは~、今日はほんとに冷えましたね!!
町内も軒並みー3~6℃と馴染みのない気温になってました^^;
さてもう昨日の夜中のことになっちゃいましたが、、、
アジアカップサッカー日本優勝おめでとう!!!!
見ながら寝落ちして若干凹み気味なワタクシ。。。
さて九州視察研修レポートはまだまだ続きます~
次に向かったのは福岡県は朝倉市。鉢物を生産されてる武末賢次郎さんを訪ねました。
ハウスの中には来年のシクラメンの赤ちゃんがおりました。
御存じかもしれませんが、シクラメンはその年の出荷が始まる前に来年の作付けのための播種を行います(5寸以上の製品の場合)。
順調に発芽していますね。この苗は2~3月頃にポリポットに上げていくそうです。
さらに同ハウス内、仕切ったカーテンの向こうには、、、
アルストロメリアさんですね~。
鉢植えのアルストロメリアは仕立てるのが難しいそうです。
さて一方、ズラッと並んでいるのはニューギニアインパチェンスたち。
春の出荷に向けて、養成中!!
こちらも同じく春、母の日に向けて作ってるものが既に植わってます。何でしょう?
といっても、まだ地中に埋もれてるからわかりませんね(笑)
これはカラーです。鉢植えのカラーも母の日など贈答用として人気が高い花です☆
武末さんは主に春(母の日前)の鉢花と冬のシクラメンをメインに生産されていて、市場などと情報を交換しつつ、生産に励んでおられます。
規模は少し大きいもの武末さんはシクラメンの葉組みの秋頃以外、家族だけで経営しており、僕らの地元の花生産の経営スタイルに近いものを感じました。
武末さんありがとうございました!
つづく
投稿日:2011年1月29日 11:55 pm
こんばんは、今夜はアジアカップの決勝戦!!
時間帯遅いけど、土曜夜だし視聴率凄そうだな^^;
さて九州視察研修レポートのつづき。
ハンズマンを出て向かったのは、太刀洗町の中村文博さんの圃場。
中村さんは一町歩(約10,000㎡)ほどの施設で苗物を中心に年間200万ポット以上生産されてます。すごい。。
発芽室や育苗室以外はほとんど無加温のパイプハウスで、二重や三重被覆で内張りし保温しています。
これはマリーゴールドですね。
無加温ハウスで通常の冬なら大丈夫なのですが、さすがに今年の寒さは堪えるそうです。。
またこの辺は、台風の通り道になったり、比較的風が強い地域なので、パイプのピッチも一般的なピッチより狭くして、強度を上げてます。
中村さんちの用土置き場に関東では見慣れない用土がありました。
これは‘ぼら土’(日向土とも呼ぶ)。
ぼら土はやや酸性で鹿沼土より硬く崩れにくいのが特徴。宮崎の新燃岳の噴火で騒がれてる、霧島山系の噴出物だそうで、宮崎周辺の山からたくさん採れるそうです。
こちらは‘真砂土’(「まさつち」、または、「まさど」)。
一方、真砂土は主に関西以西の山から採れる花崗岩が風化したもの。こちらもやや酸性。宅地造成などに使われることが多く、赤土っぽいものから砂っぽいものまで産出場所によって幅があるそうです。
真砂土は水もちはいいものの水はけが悪いので、そこにぼら土やピートモスなどを混ぜて調整するそうです。
同じ日本でも採れる土は様々。
みんな興味津津でした~
中村さん、ありがとうございました!!
つづく