伝統野菜(きゅうり) 馬込半白と相模半白の交流

投稿日:2011年6月16日 9:54 pm

先週のことですが・・・

江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹先生からのご紹介で、大田区立郷土博物館の学芸員である藤塚先生にお忙しい中、また遠く平塚市・うちの【相模半白節成胡瓜】温室をご覧頂きました。

大田区の伝統野菜に、【馬込半白節成胡瓜】があり、その歴史の調査・研究に取り組まれており、その一環とのことでした。

相模半白は、馬込半白の改良・系統選抜を進め、昭和初期に誕生した品種のため、形質は非常に似ている・・・と認識していたのですが、情報交換させて頂く中で、果実の色・形の特徴が異なるようです。

ほかにも藤塚先生の情報と自分自身が調べていたことが一致したり、また新たな情報を得ることができたりと非常に有意義な機会となりました。

ただお互いに調べたいことが今からかなり昔のこととなり・・・つまり信憑性の高い情報を得る難しさを改めて実感しました。

それでも地域農業の歴史の話ができる人がいなくなることは寂しく思い、情報収集は継続していきたいところ・・・
また貴重な資料なども頂けて、本当に嬉しく思いました。



また、やはり馬込半白も現在、農家・農地の激減などの理由もあり、細々と栽培されている程度とのこと。寂しく思いました。

そして自分自身は、相模半白をただ作るだけでなく、産地の歴史を踏まえ'温故知新'情報発信に努めたいと強く思いました。


藤塚先生が栽培されている馬込半白、収穫できたら頂けるとか♪
今後も交流させて頂くことが本当に楽しみです。

カテゴリー: 交流