投稿日:2012年4月9日 11:44 pm



【4月3日の晩'春の嵐’強風被害、天窓損壊】

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台風接近時と同等の対策を施していたのですが、古い温室のため、突風で天窓を持ってかれました~!

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ビニルの破れだけであれば自力で復旧できたのですが、鉄骨ごと壊れたため業者さんに修理を依頼することになりました。
2~3日で直ると予測していたのですが、業者さんの作業スケジュールや材料の確保に時間を取られ、10日に修復作業することとなりました。

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その間、1週間。空直通。
この天窓付近の温室内の環境制御が困難な状況となりました。

温室でのきゅうり栽培は、【午前中は温度・湿度を高めに。】【午後は温度・湿度を低めに。】といったように、毎日その時々に日差しや風をみて細かな環境制御に心がけて、きゅうりにとって居心地の良い環境作りに努めているのですが、これができなくなってしまいました。

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まだ寒さ厳しい時期でなかっただけ良かったですが、夜間は内張りカーテンのみで暖房機を利用してもなかなか期待通りに加温できない状況です。

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この結果
ここ数日、損壊した天窓付近の産地きゅうり・相模半白きゅうり・ガーキンきゅうりの収量が減り、つるの伸びも遅くなっています。

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自然相手の仕方のないことで、怪我に注意して業者さんと共に修理行いたいと思います。

投稿日:2012年2月23日 10:21 pm

【2月23日のキュウリ温室】

2月は『苗半作』に引き続き、その作柄を決める『定植後30日』の徹底した管理作業を行っています。

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幼いキュウリの株は、気温・地温・湿度・光の変化等に敏感にストレスを感じやすいため、常にキュウリにとって心地の良い適切な環境になるように温室の管理をしています。

また、定植して活着し、本葉8枚を過ぎた頃からわんぱくに成長するので誘引作業を丁寧にしています。

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例年2月中下旬に初収獲となる青キュウリ。

今年は低温の悪天候が続き、例年よりも数日初収獲が遅れました。

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今後、株の管理と収穫・出荷の作業が慌ただしくなってきます。

投稿日:2012年1月26日 10:59 pm

箱根駅伝の応援から始まり・・・

1月のキュウリ栽培は、育苗と並行して土作り~定植作業を行っています。

長期間に及ぶ温室キュウリ栽培は、苗半作+定植後1ヶ月の管理がその作柄を決めるとされ、丁寧な管理を徹底的に行っています。

この現在の作型は、【半促成栽培】となります。

尚、現在収獲しているキュウリは無く、販売は行っていません。

2月下旬~3月初旬頃の収穫開始を予定しています。

投稿日:2011年10月30日 11:19 pm

【よく輸入物のビン詰めピクルスとして売られているガーキンきゅうり青果物】

 

以前の栽培でピクルス(酢漬け)にも向くと判断した【相模半白節成きゅうり】

現在、ピクルスの主流系統'ガーキン’きゅうりを肉質の比較をすべく少量を試験栽培しています。

同サイズの果実を漬けた時、食感と見た目が若干異なりますが、特徴に優劣が決まるような違いは感じられませんでした。なので'神奈川のピクルス’には、相模半白節成きゅうりをおすすめしたいです♪

ただ、シーズからガーキンきゅうり青果物を限定的に販売しているのですが・・・

ニーズを感じるお話を何度か頂きました。

◆ピクルスは好きだが、輸入物を好まない(味・色・詰め量・価格・安全性など)。⇒輸入物に頼らずに自分好みのピクルスを作りたくて青果物を探していた。(もともとハーブに関心があったとも。)

◆ピクルスは食べ慣れないが、お酢は体に良いので試したい。

などなど。

また個人的にガーキンきゅうりはピクルス向きと言われながら、日本人らしい食べ方もあると試食を重ねる中で感じました。

このようなことから、次作での増産検討を始めます。ただ販売力や生産技術のバランスから考えて、増産と言っても量は少しとなるかと思います。

まず、きゅうり専門農家の目指すべき強みのひとつ、『高品質青果物の長期間安定供給(現状は、出荷不可期間もあり)』を目指します。

今後、ブログのカテゴリ'ガーキンきゅうり'として、ガーキンに特化した情報も発信してゆきます。

カテゴリー: ガーキンきゅうり