寒川鈴木園芸のブログ
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投稿日:2011年2月22日 11:55 pm
こんばんは!最近風が強いですね~
今日温室の近くで枯れ草が燃える不審火がありました。
まだまだ火の元に注意せねばです!
さて九州視察研修レポートもラストになります。
草場農園さんの後、飛行機の時間とにらめっこしながら、急遽太宰府天満宮へ!
樹齢何百年の大きな樟たちがお出迎え~
「心」という字を象った心字池、そしてそこにかかる三つの太鼓橋。それぞれ「過去」「現在」「未来」の三世一念の思想を表してるんだそうな。
太鼓橋を渡ると、立派な楼門が!
楼門をくぐりぬけるといざ御本殿!向かって右側のかの有名な「飛び梅」、当日花を見ることはできず、、、後から調べてたら翌日開花したそうです^^;
太宰府天満宮と言えば、、学問の神様、菅原道真公!!受験シーズンということもあり、たくさんの絵馬がかかってましたね~
もちろん先輩の息子さん、娘さんたちの合格を祈願し、滞在時間たった20分たらずの大宰府を後に、、、
名物、梅ヶ枝餅も買えず、、、
今度はもっとゆっくり来たいと思いました。
そんなこんなで空港へ向かい、レンタカーを返し、お土産を買って、飛行機に乗って、、、
あっという間に羽田に到着!
とても充実した二日間になりました★
以上九州視察研修レポート終わります!
投稿日:2011年2月21日 12:11 am
今日はどんよりとした天気、、
今月は天気や気温がコロコロ変わりますね~
さて九州視察研修レポートも佳境!
二日目の最後に向かったのは、デンファレやシンビジウム、デンドロビウム、グラマトフィラムなどを生産されてる小郡市の草場農園さん!
こちらのハウスはデンドロビウムのキンギアナム系がズラリ。
5月頃から出荷が始まるデンファレの部屋です。1年目株、2年目株、段階毎に並んでます。
デンファレはデンドロビウム・ファレノプシスの略称。
デンドロとファレ(コチョウラン)の交雑種です。生育温度は20℃くらいと高めです。
花はこんな感じ。ファレに似てますね☆
さてこちらはシンビジウムの部屋。
びっしりとシンビさんが並んでますね~
シンビジウムは10月頃から年明け2、3月まで出回る冬のランの王様!
シンビは「立ち」と呼ばれる仕立てが主流ですが、草場さんのとこでは全て「アーチ」仕立てで生産してます。
「アーチ」仕立てとはコチョウランの様に前に垂れ下げるような仕立てのことです。
シンビは株を充実させたり、花芽をつけさせたり、と出荷まで約3年ほどかかります。
真ん中のバルブと呼ばれるこぶ状の根元から、ぷっくらとした新芽(赤丸)が出てるのがわかります。
バルブから出る新芽は勢いのよいものを残して取ってしまいます。(品種にもよる)
栄養を集中させて残した新芽を充実させることで、翌年そこにいい花芽が出てくるんですね~
こちらはタネ採り用の株です。
育種も手掛けてる草場さん。
ただシンビなどランの育種はとても時間がかかるものが多いです。
交配し、採れたタネから花を見るまでに3年、いいものがあれば選抜して、品種登録して、メリクロンと呼ばれる組織培養で苗の生産をして、そしてその苗を導入して、、、と、商品として出回るまで早くても7~8年以上はかかってしまうのです。。
時間と手間をかけてじっくり作ったランたちを出す時は嫁を出すような気持ちになるんだろうな~、と思いました。
草場さん、ありがとうございました!
投稿日:2011年2月18日 1:28 pm
こんにちは、寒川鈴木園芸です。
昨日の雨は半端なかったっすね、、、
だいぶ飛びますが、九州視察研修のレポートのつづきです。
九州日観植物さんを後にして、小郡市の山内さんを訪ねました。
山内さんは1500坪のハウスで苗物を中心に生産しています。
これはパセリですね。
こちらはローダンセマムですね。
九州で苗物というと9センチポットが主流なんですが、山内さんは10.5センチポットを主体にしてます。
苗物生産の場合、生産効率のため、スペーシングを省くこともありますが、
こちら(アレナリアだったかな?)を見てわかるとおり、十分にスペーシングされてます。
出荷も普通のトレーでなく、このような15穴のトレーで出荷し、販売先でもそのままに置いてもよし、千鳥置きでもよし、スペースを確保できるように工夫してます。
また現在息子さんも就農して一緒に取り組んでいますが、中でもこだわってるのがオリジナルスリットポット。
地元の普及所と研究を重ね、普通のスリットポットにさらに工夫をして、かん水後のポット内の乾き方が均一になるようにしたそうです!
このポットは特注で作ってもらっており、鮮やかな色で目を惹ければとのことです。
苗物も高品質で差別化した商品提案を積極的にしていかねばですね。
山内さん、ありがとうございました!
つづく
投稿日:2011年2月9日 10:18 pm
こんばんは、寒川鈴木園芸です!
昨夜から今日にかけてのみぞれ!待望のお湿りとなりましたね!!
さて九州視察研修レポートいきます!
九州日観植物さんで朝の競りから、場内案内、質疑応答などして頂いて、市場を後にしようとした時、ふと気になったことがありました。
市場内の道路に不自然な謎のくぼみ、、、
と思っていたら、向こうから何かがやってきました!!
それは誰も乗っていないカートらしき物体!!
これは場内の商品ケースを集めて、先ほどのくぼみに仕切られたレーンに沿って自動で動くカート君だったのです!
こんなものまであるんだ、、いやー、びっくりでした^^;
ここまで色々と九州日観植物さんのレポートをしましたが、一番印象的だったのが、挨拶。
市場の職員さんやパートさん、買参人さんまで、すれ違うたびに笑顔で挨拶をしてくれました。
当たり前のようですが、普段自分は誰にでもこんな挨拶ができてるかって言ったらできてないですね。
機械化が進んだ場内とは対称的に、花を売る人たちの温かくも強い力を感じました。
九州日観植物さん、ありがとうございました!!
投稿日:2011年2月8日 11:58 pm
今日はどんより曇りの一日でした~
今夜は雪が降るとか降らないとか?!
しつこく九州視察研修レポートいきます~
九州日観植物では商品の荷受・管理に自動搬送システムを採用してます。
まず出荷者自らタッチパネルにて出荷ラベルを作成します。
こちらは出荷口。トラックにローラーコンベアをセットします。
専用ケース(赤丸枠)に出荷ラベルを貼り、コンベアに載せて商品を流します。
ちなみに写真左手は総括部長の原正道さん!!
ケースに載った商品は中へ。出荷ラベルと商品数が一致してるか自動で判断し、さらに競りに使うサンプルを無作為に選んで抜き取ります!!これはびっくり。
サンプル以外の商品はタワーパーキングのような保管庫(5万ケースも入るとのこと!)に移動されます。観葉などの大鉢も専用台にてコンベアの上を流れます。(中・大鉢は手作業のようです)
一方サンプルとして競りを待つ商品たちは、こちらの見本コーナーへ。買参人は競り前に商品の下見をし、欲しいもののチェックをしたりします。
セリ場の様子は前々回お伝えしたとおり。ここでもほぼ自動でサンプルが流れます。
競り落とされた商品たちは買参人ごとに自動で分荷されます。
こちらのメーターは上が競り落とした商品数、下は分荷された商品数。なんとわかりやすい!
と大雑把でしたが、ほぼ自動で荷受けから競り、分荷まで行われてるのです!!
このシステムを持つ花き市場は日本でもまだ数少ないんです。
目からウロコが何枚落ちたことか^^;
つづく