寒川鈴木園芸のブログ

投稿日:2011年2月26日 11:40 pm

こんばんは、寒川鈴木園芸です!


昨日の春の嵐から一転、落ち着いた一日でした。


今日みたいな陽気が本来の2月ですよね^^;


さてここのところ視察やら品評会のレポートばかりでしたので、生育情報も!


当園のカーネーション(5号鉢仕立て)も順調に生育しています。



最終ピンチ(芽摘み、摘芯)してから、分枝も進み、株が充実してきてます。


スペーシング(鉢広げ)もすでに行いました。


生育ステージを見極めながら管理していく時期。


直前の修正は効かないので、2、3月の管理は特に重要です。


年度末でもあるので色々が痛くなリ始める季節でもあります^^;


食べ過ぎや飲み過ぎにも注意しなければ、、、、

投稿日:2011年2月25日 7:38 pm

こんばんは、寒川鈴木園芸です!!


今日はほーーーんとに暖かかった!!!



風が強いと思ってたらやっぱり、春一番



さて今日は県花き展覧会花とみどりのフェスティバルの搬入に横浜まで行ってきました。




<場所>

 横浜産貿ホール  


<日時>

  26日(土) 10~17時   27日(日) 10~15時頃   *27日は展示物の即売会(終わり次第終了)


詳しくはこちら


なお26日には小学生対象の花育教室も行われますが、、すでに受付は終了してます、御了承下さい。。


昨年シクラメンの部だけ先行して行われまして、今回はそれ以外の切花や鉢花、枝物、花壇苗など県内の花がたくさん揃います!




即売会は早いもの順となりますので、お早めに^^;

投稿日:2011年2月22日 11:55 pm

こんばんは!最近風が強いですね~


今日温室の近くで枯れ草が燃える不審火がありました。


まだまだ火の元に注意せねばです!


さて九州視察研修レポートもラストになります。


草場農園さんの後、飛行機の時間とにらめっこしながら、急遽太宰府天満宮へ!


樹齢何百年の大きなたちがお出迎え~


「心」という字を象った心字池、そしてそこにかかる三つの太鼓橋。それぞれ「過去」「現在」「未来」の三世一念の思想を表してるんだそうな。


太鼓橋を渡ると、立派な楼門が!


楼門をくぐりぬけるといざ御本殿!向かって右側のかの有名な「飛び梅」、当日花を見ることはできず、、、後から調べてたら翌日開花したそうです^^;


太宰府天満宮と言えば、、学問の神様、菅原道真公!!受験シーズンということもあり、たくさんの絵馬がかかってましたね~



もちろん先輩の息子さん、娘さんたちの合格を祈願し、滞在時間たった20分たらずの大宰府を後に、、、


名物、梅ヶ枝餅も買えず、、、


今度はもっとゆっくり来たいと思いました。


そんなこんなで空港へ向かい、レンタカーを返し、お土産を買って、飛行機に乗って、、、


あっという間に羽田に到着!


とても充実した二日間になりました★


以上九州視察研修レポート終わります!

投稿日:2011年2月21日 12:11 am

今日はどんよりとした天気、、


今月は天気や気温がコロコロ変わりますね~


さて九州視察研修レポートも佳境!


二日目の最後に向かったのは、デンファレシンビジウムデンドロビウムグラマトフィラムなどを生産されてる小郡市草場農園さん!


こちらのハウスはデンドロビウムキンギアナム系がズラリ。


5月頃から出荷が始まるデンファレの部屋です。1年目株、2年目株、段階毎に並んでます。



デンファレデンドロビウム・ファレノプシスの略称。


デンドロファレ(コチョウラン)の交雑種です。生育温度は20くらいと高めです。


花はこんな感じ。ファレに似てますね☆


さてこちらはシンビジウムの部屋。


びっしりとシンビさんが並んでますね~


シンビジウム10月頃から年明け2、3月まで出回る冬のランの王様!


シンビは「立ち」と呼ばれる仕立てが主流ですが、草場さんのとこでは全て「アーチ」仕立てで生産してます。


アーチ」仕立てとはコチョウランの様に前に垂れ下げるような仕立てのことです。


シンビは株を充実させたり、花芽をつけさせたり、と出荷まで約年ほどかかります。


真ん中のバルブと呼ばれるこぶ状の根元から、ぷっくらとした新芽赤丸)が出てるのがわかります。


バルブから出る新芽は勢いのよいものを残して取ってしまいます。(品種にもよる)


栄養を集中させて残した新芽を充実させることで、翌年そこにいい花芽が出てくるんですね~


こちらはタネ採り用の株です。




育種も手掛けてる草場さん。


ただシンビなどラン育種はとても時間がかかるものが多いです。


交配し、採れたタネから花を見るまでに3年、いいものがあれば選抜して、品種登録して、メリクロンと呼ばれる組織培養で苗の生産をして、そしてその苗を導入して、、、と、商品として出回るまで早くても7~8年以上はかかってしまうのです。。


時間と手間をかけてじっくり作ったランたちを出す時は嫁を出すような気持ちになるんだろうな~、と思いました。


草場さん、ありがとうございました!

投稿日:2011年2月18日 1:28 pm

こんにちは、寒川鈴木園芸です。


昨日のは半端なかったっすね、、、



だいぶ飛びますが、九州視察研修のレポートのつづきです。


九州日観植物さんを後にして、小郡市山内さんを訪ねました。



山内さんは1500坪のハウスで苗物を中心に生産しています。


これはパセリですね。

こちらはローダンセマムですね。




九州で苗物というと9センチポットが主流なんですが、山内さんは10.5センチポットを主体にしてます。


苗物生産の場合、生産効率のため、スペーシングを省くこともありますが、


こちら(アレナリアだったかな?)を見てわかるとおり、十分にスペーシングされてます。


 
出荷も普通のトレーでなく、このような15穴のトレーで出荷し、販売先でもそのままに置いてもよし、千鳥置きでもよし、スペースを確保できるように工夫してます。


また現在息子さんも就農して一緒に取り組んでいますが、中でもこだわってるのがオリジナルスリットポット



地元の普及所と研究を重ね、普通のスリットポットにさらに工夫をして、かん水後のポット内の乾き方が均一になるようにしたそうです!


このポットは特注で作ってもらっており、鮮やかな色で目を惹ければとのことです。



苗物も高品質差別化した商品提案を積極的にしていかねばですね。



山内さん、ありがとうございました!


つづく

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