①ときめき。②夜と種と私。

投稿日:2010年7月24日 11:40 pm

種を播く時はいつもときめく。


色々なことを考えながら種を播く。

ふたばが出る時のこと。

風雨を心配しながらも育っていく様子。

収穫の喜び。

みんなの手元に行き渡る時。

行き渡ってからのこと。



そのスタートラインが今なんだなぁ

この一粒ひとつぶから始まるん種。





夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。

やっぱり、夏の播種は夜がいい。


ほどよく額をにじませながら、

ときおり吹く夜風に安堵する。


真昼の暑さ、喧騒を忘れ、

今、あるのは夏の夜と種と私。


ふしぎと生きているんだなぁっておもう。

そして、
この仕事が本当に好きなんだと思い知らされる。


夏の夜はそうさせてくれるんです。



是即「農家の能効」也。
カテゴリー: 日々是能効=癒