茅ヶ崎市内における温度差。

投稿日:2010年11月12日 12:09 am

今年初めて微妙凍ってる程度の霜を確認しました。

きっと円蔵辺りでは凍ってないんだろうなと思ったところで、
茅ヶ崎市内の温度差について書こうと思います。


秋津園のある芹沢エリアと
佐藤園、伊右衛門農園のある
下寺尾・香川エリアでは
1~3℃違う事がある。

そして、

下寺尾・香川エリアと
清水園、高橋園、ファーマーズワゴン伊藤のある
西久保、円蔵、本村エリアでは
やはり1、2℃違う事がある。

また、

西久保、円蔵、本村エリアと
おイシイ農園と出口園のある萩園エリアも
1℃違うことがあり、

最後に

線路南のほぼ海沿いの
柳島エリアひらまき園では、ほとんど霜が降ることはないそうだ。


簡単に言えば、同市内という狭い地域の中でも
南に行くほど暖かいって事です。


これは当然、野菜の栽培にも影響してきます。


9月中頃から秋津園が人参を出荷ができたのも、
芹沢エリアが「茅ヶ崎の高冷地」だからであって、

(ちなみに私、10月上旬に照準を合わせ人参一番乗りを狙ってたのに、秋津園に一本取られてビックリ!)



今春3月上旬に出口園が霜害に弱い柔らかい春玉を出荷できたのも、
「茅ヶ崎の温暖地」だからと言えるでしょう。

(香川下寺尾以北では、キャベツはできても寒さに強い堅めの寒玉。
香川ではバリバリに霜降ってたのに、出口園が春玉持っててこれまたビックリ!)


こんな気温差(特に冬)により、
播種日は同じでも生育速度に1週間以上ズレを生ずることも、
作物自体の生死を分けることもあります。

同市内でも色々な物が出来たり出来なかったり、
あったり無かったりする。


実におもしろい。


こんなところも茅ヶ崎の魅力の一つと言えます。
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