めぐるのは、酒か時間か思い出か。

投稿日:2011年2月24日 12:14 am

昨夜はふれあいデーのお礼がてら、
倉見のDESTUREさんで朝市会有志と会食をしたのだが、
そこでA農園の主にウィスキーの楽しみ方を教わった。

この方、御年77歳。
野菜を好まず肉が大好き、酒も大好き、紫煙も少々。
実にファンキーなジッちゃんである。

このジッちゃんに遊びを教えたのは、
うちの死んだジッちゃんだという。

その孫が遊びを教わっているのだから、
因果めいたモノを感じるざるにはいられない。

このジッちゃんとはそれだけの関係でもなく、
ある意味戦友でもある。

今から約10年前、
当朝市に会も名前もなかった頃の話。

前身の朝市を企画し精力的に動いていた当時の市担当者が、
他課へ移動してしまった事を契機にみるみる下火になっていった。

20件以上いた参加農家も次々と姿を消し、
それでも毎回来ていたのは、ウチとA園を含め5件で、
売り上げは半ば物々交換のような1000円足らずだった。

A園のジッちゃんとは、そんな負け戦を約2年続けた仲。

「ダメになるなら、ちょっと好きにさせてもらって良いですか?」
再興を胸に最初に相談したのもA園のジッちゃんだった。


あぁ、あきらめなくて良かった。なぁジッちゃん

体をめぐる強めの酒の効能か!?

そんな思いも巡らせた昨夜のひとときでした。

カテゴリー: 日々是能効=癒