投稿日:2010年6月11日 11:55 pm

野菜の育つ様を見るのは、そりゃ~たのしみなもんです。

イイ時期になってきましたね。


ズッキーニなんて半日見な いうちにズ~ン

一日と見なかった日にゃ~ズズズ~ン

「ウマ並み」

修学旅行の時、北海道で買ったテレカの ナニそのものでしたわ。

今はもう無いんだろうなぁ~...ウマ交◎テレカ。


と、まぁそんな話しはさておき



春 先の低温続きが祟り、全般的に生育は遅れましたけれども、

モロコシは穂を付け、枝豆には莢がひょろり

トマトはたわわに実 を付けはじめ、

夏は確実に近づいているなぁ~なんて思うわけです。



まっそんなところで今夜の〆にナゾカケを一つ...。



ヤ ングコーンと掛けまして、中学生一年生と説く



その心は



そろそろ毛が生えてくる頃でしょ う。



今夜もおあとがよろしいようで^^
カテゴリー: 声-コエダメ-溜

投稿日:2010年6月7日 10:18 pm

本日、ご紹介する温故知新的作物は、
『ゴマ』です。


今度スーパーへ行ったら、是非ゴマの棚をチェックして頂きたい。
スー パーのグレードにもよりますが、中クラス以下のスーパーでは
まず国産ゴマなど無い。どこでもほぼ見かけるのは、中国産煎りゴマ。


中 国産煎りゴマは100円前後で買えるので、あんなに安価で手間の喰う作物を
誰がやるかという話しですが、手間を喰う分は消費者の方々に理解して頂 ければ
何の問題もありません。


私の場合は80グラム300円と金額で言うとやや高い感じがしますが、
(オール手 作業なので、これでも安いくらい)
思いのほかリピーターは多いです。


あるリピータの方は言います。
「ここで買う 胡麻には煎る楽しみがある」と...。


これは他の野菜にも言えるところがありますが、
野菜の楽しみは何も「食べる」だけ に限定しなくても良いハズです。


見る楽しみ
嗅ぐ楽しみ
触れる楽しみ
さばく楽しみ
食べる楽しみ


生 胡麻、洗い胡麻には「面倒臭い楽しみ」がある。
煎ったときにキッチンに広がる香ばしい香り。
擂り鉢で擂るときの「音」「感触」
そ の時、あの香ばしい香りはやや甘味を帯びてきます。


煎りゴマは確かに簡単でスピーディーでありますが、
その代償として 「素材を楽しむ機会」を奪っています。


「時は金なり」何かと忙しい我々現代人ではありますが、
たまには面倒臭い事をし て、
ゆとりを感じてみるのもいいかも知れませんね。


国産が稀少であると言う点、
忘れられていた楽しみを発掘する と言う点、
農園の理念を伝えると言う意味でも、

胡麻を栽培する価値は十分あります。
カテゴリー: 声-コエダメ-溜

投稿日:2010年6月1日 10:40 pm

平米あたりの売上金額が日本一だという
私も以前出荷していた○○型直○所。

開店以来、総売り上げも右肩上がりだという...。


こ こで起こっている珍現象。


売り上げが上がっているのにも関わらず、
実際に荷を出す出荷者(多くは露地野菜農家)は減っている。


こ の先の話は...
~中略~



総合的な意味で「良い野菜」を作りながらも
○○型直○所での○下げ合戦、○○ 取り競争で淘汰された賢い者数名は、
7やI、AやEやOやN、その他等に好条件で取り込まれましたとさ。


今あそこに残っ ているのは
勝ち組なのか負け組なのか。

平均年齢も若くはない。(若く見積もっても60くらい?)


いまだ に通っている心優しい隙間狙いさんに一応気を遣って
「10年後は分かりませんねぇ」と言ったら、

「いや、5年後でしょ」と返され た。


これでいいハズがない。


以前、1/4くらいは同年代だった気が...


彼ら はいずこ...


あ、自分もか^^;



良くなってほしいから言います。

「まっ諸問題と向き合わなかった罪、その罰ね。」


「未来は変えられる頑張れ新店長!!」会ったこと無いけど...
カテゴリー: 声-コエダメ-溜

投稿日:2010年5月29日 11:26 pm

野菜に勝手な名前を付けてしまうのが好きな私。

今週はレタスに「ふんわりねぇ~さん」と名付けました。

なぜ、ふんわり ねぇ~さん?

今回の理由は至って安直で、収穫しているときにそう思ったからです。

見た目、触れたときに伝わる感触、包丁 を入れたときの感覚。

「こいつはふんわりねぇ~さんみたいだな」と...。

「ふんわりねぇ~さん」が何なのか、誰なのか は知りません。私の五感がそう命名しました。




直売に来るお客さんはほぼリピーターで、通えば通うほど買い物上手 になってくる。
(=舌も目も肥えてくる)


我々生産者もより競争が激しくなってきて、
商品的魅力がイマイチ欠ける 農産物を出荷しようものなら、
貧乏暇無し、安売り合戦への参戦を余儀なくされる。

差別化を図ろうと変わり種を使おうものなら、
1 年目は成功したとしても、変わり種はその存在がゆえに見つけられやすい。
2年目以降は、その他大勢変わり種。

となるとマクドナルド
安売り合戦に参加せずに済み、真似されにくい方法。


私 の至った結論は、「木の葉を隠すなら森の中」

普通のレタス、普通のキャベツ、普通の大根、普通の人参だけど、
この生産者は何かが 違う。なんとなく「うまい」と感じる。
そんな野菜がベター。変わり種はアイキャッチ程度で十分。


メリット①
他の生産者にも得 意になってひけらかさなければ品種名はバレない。
聞かれてもソコだけは誤魔化す。大手種苗会社の当たり障りのない
有名品種などを言ってお く。

生産者A:この大根なんて言うのさ
私  :「た、耐病総太りですょ~」

生産者B:モロコシ何使ってるの
私  :「やっぱ!ゴールドラッシュ~!?」みたいな...(分かる人には分かる^^;)

ネホリーナハホリーナ聞いてくるような人は、
大体、店舗型直売の売り場を占領するような
ガメツイーターか安売り合戦のホラ貝吹き が多いので、
教える義理も理由もありませんがね。

まっ こんなカケヒキも直売ならではの妙味と言う事で...。


メ リット②
一番当てになる野菜通であり、
安定した売り上げもたらしてくれる直売&野菜マニアな方々に選んで頂きやすい。


「あ の生産者の野菜は何か違う。値段も2割くらい高いけど、やっぱ違うんだよねぇ~」
この一言を引き出せたら、一年で見積もって

(365 日-定休日)×一日100品売り切るとして×他者との割高分

色々な争いに巻き込まれずして平和に儲けられます。

無論、野 菜の善し悪しは品種だけの問題ではないですが、
直売等で十分な利益を得るためには重要な要素の一つであります。


品種を見 る目も技術であり、
それによって蓄積された直売農家の使用品種の数々は知的財産と言ってもいいくらい。


よって最初は本当 の品種名を隠すために命名していたわけです。
それがクセになり好きになり、今に至るという


いや~伊右衛門君!!実にいい 性格してるなぁ~
という滑稽なお話でした。
カテゴリー: 声-コエダメ-溜

投稿日:2010年5月28日 11:48 pm

好きですよ。そりゃ好きですけど、キツイに決まってるじゃん。

だって、農作業ですよ。

朝6時に作業始めて、昼休みは30 分。
キリの良いところで10分前後手を休めますが、
本日作業を終えたのが22時。

FM@UNUの集荷が先ほど23時。

そ して、明日は茅ヶ崎海辺の朝市向けに朝穫りがありますので5時起き。


でも、キツくていいんだ。 明日みんなの顔見られるもの。

折れそうになった時、浮かんでくるのは決まってみんなの顔。

会場の雰囲気。そして、苦楽を ともにしてきた仲間たち。


グッと胸が熱くなる。


その熱が背中から首根っこを通って頭頂に来た時、

再 び車輪が回り出す。


溢れ出す情熱

逃げ出さない覚悟

動き出す夢

めくるめく感情が 私をつき動かす。


一日の作業を終えホッとした時、

心の中でそっとみなさんに感謝するとともに、

乗 り切った自分を褒めてやりたくなります。


農業はイメージ通りキツイです。
十分な利益を出そうとすれば尚の事。
た だ、生き甲斐、やり甲斐を見いだしやすい職業と言えます。

まぁ他の色々な物事と同じく、
結局は本人次第ですがね。



ひ とはこころでいきるもの

((((((((((((((((((それを燃料にして走り出せ!!))))))))))))))))))


カッ コ付けすぎてごめんクソ。

カテゴリー: 声-コエダメ-溜
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